“小谷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おだに56.3%
おたり31.3%
おたに6.3%
をだに6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひろい小谷おだにの地を三分して、一かくごとに一城を築き、長政はその三の曲輪くるわにたてこもっていた。小谷城とは、三城あわせた総称である。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ヘボッチョ 瓜類の末なりの小さなものを、この名で呼ぶことは他の地方にも例があるが、信州北安曇きたあずみ郡の小谷おたり地方では、烏瓜のこともそういっている。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
正二しょうじは、こんな時計とけい学校がっこうっていったら、きっと小谷おたにや、もりわらわれるだろうとおもったので、おかあさんに、あずかってもらうことにしました。
正二くんの時計 (新字新仮名) / 小川未明(著)