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切端
ふりがな文庫
“切端”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きれはし
52.2%
せっぱ
21.7%
きれつぱし
8.7%
せつぱ
8.7%
きっぱし
4.3%
きれっぱし
4.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きれはし
(逆引き)
扉の方へうしろ向けに、
大
(
おおき
)
な
賽銭箱
(
さいせんばこ
)
のこなた、
薬研
(
やげん
)
のような
破目
(
われめ
)
の入った
丸柱
(
まるばしら
)
を
視
(
なが
)
めた時、一枚
懐紙
(
かいし
)
の
切端
(
きれはし
)
に、すらすらとした
女文字
(
おんなもじ
)
。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
切端(きれはし)の例文をもっと
(12作品)
見る
せっぱ
(逆引き)
そしてその独立を失い、かつ慈善の乏しい手に暮しを頼らざるを得ないという、
切端
(
せっぱ
)
つまった地位に立つことにはならぬであろうか、と。
人口論:01 第一篇 世界の未開国及び過去の時代における人口に対する妨げについて
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
切端(せっぱ)の例文をもっと
(5作品)
見る
きれつぱし
(逆引き)
兩側の狹い淺い溝には、
襤褸片
(
ぼろきれ
)
や
葫蘿蔔
(
にんじん
)
の
切端
(
きれつぱし
)
などがユラユラした
涅泥
(
ひどろ
)
に沈んで、
黝黒
(
どすぐろ
)
い水に毒茸の樣な濁つた泡が、ブク/\浮んで流れた。
赤痢
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
切端(きれつぱし)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
せつぱ
(逆引き)
何か自身を卑しくするやうな感じもあつたが、聴いたところで何うにもならない事も承知してゐた。よく/\
切端
(
せつぱ
)
つまつた場合の外は黙つてゐた。
のらもの
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
切端(せつぱ)の例文をもっと
(2作品)
見る
きっぱし
(逆引き)
「しましたよ。
推進機
(
スクリュウ
)
の
切端
(
きっぱし
)
まで
鉄槌
(
ハマ
)
でぶん殴ってみましたよ。それがどうかしたんですか」
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
切端(きっぱし)の例文をもっと
(1作品)
見る
きれっぱし
(逆引き)
切端
(
きれっぱし
)
の
反古
(
ほご
)
へ駄菓子を
撮
(
つま
)
んで、これが目金だ、万世橋を覚えたまえ、
求肥
(
ぎゅうひ
)
製だ、田舎の祭に飴屋が売ってるのとは
撰
(
たち
)
が違う、江戸伝来の本場ものだ。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
切端(きれっぱし)の例文をもっと
(1作品)
見る
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通
検索の候補
端切
“切端”のふりがなが多い著者
トマス・ロバート・マルサス
小栗虫太郎
夢野久作
石川啄木
長塚節
徳田秋声
与謝野晶子
菊池寛
泉鏡花
豊島与志雄