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薬研
ふりがな文庫
“薬研”の読み方と例文
読み方
割合
やげん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やげん
(逆引き)
雲は暗かろう……水はもの凄く白かろう……空の所々に
颯
(
さっ
)
と
薬研
(
やげん
)
のようなひびが
入
(
い
)
って、霰はその中から、銀河の
珠
(
たま
)
を砕くが如く
迸
(
ほとばし
)
る。
霰ふる
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
書斎、薬室、寝間、すべてを兼ねた玄堂の居間とみえる奥の一間に、徳川万太郎はそこの机や
薬研
(
やげん
)
と雑居して、今しも一面の鏡をすえ
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
薬研
(
やげん
)
のような谷底を
甲武信
(
こぶし
)
岳の直下まで遡り得るのは、この種類の峡谷としては、恐らく東沢にのみ見られる特色であろう。
渓三題
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
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“薬研”の解説
薬研(やげん、藥硏)とは、薬材(生薬など)などをいて粉末化したり、磨り潰して汁を作ったりするための伝統的器具である"韓中館_白磁薬碾"(その日本語名を代表する一つ)。舟形の溝を彫った碾(字義は石臼)"韓中館_白磁薬碾"の「"岡崎"」と、軸の付いた車輪状の碾き具「薬研車(やげんぐるま)"岡崎"」からなる"韓中館_白磁薬碾"。
(出典:Wikipedia)
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
研
常用漢字
小3
部首:⽯
9画
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