“薬研部屋”の読み方と例文
読み方割合
やげんべや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仰せ出されるわけはない。……だが、悦之進にはまだ何のお沙汰もないな。悦之進は、ここへ帰ってからも、毎日、薬研部屋やげんべやにはいったまま、あの通り謹慎しているのに
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蚊帳かやのなかから横に身を起して、次の間のまた次の間に寝ている薬研部屋やげんべやの書生に向って言う
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)