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寤
ふりがな文庫
“寤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さ
71.7%
さま
6.5%
サ
6.5%
ご
4.3%
さめ
4.3%
さと
2.2%
ざ
2.2%
めざ
2.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さ
(逆引き)
その大刀をお受け取りなさいました時に、熊野の山の惡い神たちが自然に皆切り仆されて、かの正氣を失つた軍隊が悉く
寤
(
さ
)
めました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
寤(さ)の例文をもっと
(33作品)
見る
さま
(逆引き)
どの位経ったか全く憶えが有りませんが、旦那、火事ですよ、火事です、旦那、……と云う声にはっと眼を
寤
(
さま
)
しました。
陳情書
(新字新仮名)
/
西尾正
(著)
寤(さま)の例文をもっと
(3作品)
見る
サ
(逆引き)
絶望のまゝ、幾晩も仰ぎ寢たきりで、目は晝よりも
寤
(
サ
)
めて居た。其間に起る夜の間の現象には、一切心が留らなかつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
寤(サ)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
ご
(逆引き)
然れども
僅
(
わづ
)
かに現在の「生」を
覗
(
うかゞ
)
ひ知ることを得るなり、現在の「生」は夢にして「生」の後が
寤
(
ご
)
なるべきや否や、吾人は之をも知る能はず。
明治文学管見:(日本文学史骨)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
寤(ご)の例文をもっと
(2作品)
見る
さめ
(逆引き)
身躰四肢必らずしも人間の運作を示すにあらず、別に人間大に
施為
(
せゐ
)
するところあり。ひそかに思ふ、終に
寤
(
さめ
)
ざるもの真の
寤
(
ご
)
か。終に寐せざるもの真の寐か。
富嶽の詩神を思ふ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
寤(さめ)の例文をもっと
(2作品)
見る
さと
(逆引き)
周はあきれて鏡を見ていたが、まもなくこれは成が幻術を以て自分を
隠遁
(
いんとん
)
させようとしているためだろうと
寤
(
さと
)
った。
成仙
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
寤(さと)の例文をもっと
(1作品)
見る
ざ
(逆引き)
「まだお目
寤
(
ざ
)
めになりませんか。早く申し上げるがよい。夜はもう明けました。獵場においでなさいませ」
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
寤(ざ)の例文をもっと
(1作品)
見る
めざ
(逆引き)
いと
爽
(
さは
)
らかに青みたる
晨
(
あした
)
に
寤
(
めざ
)
め、見かへれば
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
寤(めざ)の例文をもっと
(1作品)
見る
寤
漢検1級
部首:⼧
14画
“寤”を含む語句
寤寐
居寤
人寤
寤寝切
居寤清水
悔寤
感寤
日子寤間
“寤”のふりがなが多い著者
南方熊楠
徳冨蘆花
蒲 松齢
二葉亭四迷
亀井勝一郎
山路愛山
蒲原有明
北村透谷
三遊亭円朝
折口信夫