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『富嶽の詩神を思ふ』
ふりがな文庫
『
富嶽の詩神を思ふ
(
ふがくのししんをおもう
)
』
空を望んで駿駆する日陽、虚に循つて警立する候節、天地の運流、いつを以て極みとはするならん。 朝に平氏あり、夕に源氏あり、飄忽として去り、飄忽として来る、一潮山を噬んで一世紀没し、一潮退き尽きて他世紀来る、歴史の載するところ一潮毎に葉数を減じ …
著者
北村透谷
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文學界 一號」女學雜誌社、1893(明治26)年1月31日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約8分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
寐
(
び
)
費
(
つひ
)
故
(
こ
)
委
(
ゐ
)
形
(
けい
)
容易
(
たや
)
味
(
あぢはひ
)
慮
(
はか
)
与
(
とも
)
寤
(
さめ
)
被
(
かつ
)
駐
(
とゞ
)
嗟
(
あゝ
)
相
(
あひ
)
空
(
くう
)
何処
(
いづこ
)
縦
(
ほしいまゝ
)
像
(
ざう
)
容
(
ゆる
)
終
(
つひ
)
寤
(
ご
)
提
(
ひつさ
)
急
(
いそ
)
今日
(
けふ
)
貶
(
へん
)
復
(
ま
)
躊躇
(
ちうちよ
)
証
(
あか
)
権
(
ちから
)
涵
(
たゝ
)
猶
(
な
)
蓊欝
(
をううつ
)
朝
(
あした
)
竟
(
つひ
)
譲
(
ゆづ
)
昨日
(
きのふ
)
施為
(
せゐ
)
樹
(
た
)
深山
(
しんざん
)
畏
(
おそ
)
弄
(
ろう
)
自儘
(
じまゝ
)
趣
(
おもむ
)
厭
(
いと
)
飄忽
(
へうこつ
)
叱咜
(
しつた
)
同寝
(
どうしん
)
嗚呼
(
あゝ
)
頭巾
(
づきん
)
夕
(
ゆふべ
)
降
(
くだ
)
夫
(
そ
)
踪
(
たづ
)
崛起
(
くつき
)
循
(
したが
)
邈冥
(
ばくめい
)
閃電
(
せんでん
)
襲
(
おそ
)
邇
(
ちか
)
行憚
(
ゆきはゞか
)
隠
(
かく
)
頑曲
(
ぐわんきよく
)
逝
(
ゆ
)
豈
(
あに
)
高嶺
(
たかね
)
一潮
(
いつてう
)
而
(
しか
)
山巓
(
さんてん
)
俟
(
ま
)
勿
(
なか
)
古苔
(
こたい
)
嗟吁
(
あゝ
)
嘲
(
あざけ
)
噬
(
か
)
天地
(
あめつち
)
天崕
(
てんがい
)
宇内
(
うだい
)
富嶽
(
ふがく
)
寡
(
すくな
)
寤
(
さ
)
翫
(
もてあそ
)
弱兎
(
じやくと
)
忽
(
たちま
)
損喪
(
そんさう
)
暗冥
(
あんめい
)
曷
(
いづく
)
来
(
きた
)
棲
(
す
)
淵源
(
えんげん
)
潰雪
(
くわいせつ
)
相襲
(
あひつ
)
睥睨
(
へいげい
)
羅馬
(
ローマ
)