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嗟
ふりがな文庫
“嗟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ああ
40.0%
なげ
25.0%
さ
15.0%
あゝ
10.0%
うめ
5.0%
おお
5.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ああ
(逆引き)
嗟
(
ああ
)
、閣下よ、其の夜其の男の誘いに応じたが為に、其の行先の淫売宿で不可解な事実に遭遇し貞淑であった妻に疑惑の心を抱き始め
陳情書
(新字新仮名)
/
西尾正
(著)
嗟(ああ)の例文をもっと
(8作品)
見る
なげ
(逆引き)
一首の意は、若しもこの日本の国にあなたのような方がお二人おいでになると思うことが出来ますならば、
何
(
どう
)
してこんなに
嗟
(
なげ
)
きましょう。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
嗟(なげ)の例文をもっと
(5作品)
見る
さ
(逆引き)
嗚呼
(
あゝ
)
天地味ひなきこと久し、花にあこがるゝもの誰ぞ、月に
嘯
(
うそぶ
)
くもの誰ぞ、人世の
冉々
(
ぜん/\
)
として
減毀
(
げんき
)
するを
嗟
(
さ
)
し、
惆
(
ちう
)
として命運の
私
(
わたくし
)
しがたきを慨す。
哀詞序
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
嗟(さ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
あゝ
(逆引き)
わが筆も亦た何物ぞ。言ふ
勿
(
なか
)
れ、
蓊欝
(
をううつ
)
たる森林、幾百年に亘りて巨鷲を宿らすと。言ふ勿れ、豊公の武威、幾百世を蓋ふと。
嗟
(
あゝ
)
何物か
終
(
つひ
)
に尽きざらむ。何物か終に滅せざらむ。
富嶽の詩神を思ふ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
嗟(あゝ)の例文をもっと
(2作品)
見る
うめ
(逆引き)
談ここに
到
(
いた
)
りて、甲と乙とは、思わず同音に
嗟
(
うめ
)
きぬ。乗り合いは弁者の顔を
覰
(
うかが
)
いて、その後段を渇望せり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
嗟(うめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
おお
(逆引き)
「人格を尊重し給え」とラエーフスキイはかまわずに、「しょっちゅう人のことを
噫
(
ああ
)
だとか
嗟
(
おお
)
だとか噂ばかりしているんだ。しょっちゅう人の跡をつけ廻して、立ち聞きしているんだ。 ...
決闘
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
嗟(おお)の例文をもっと
(1作品)
見る
嗟
漢検1級
部首:⼝
13画
“嗟”を含む語句
咄嗟
嗟嘆
怨嗟
突嗟
嗟歎
嗟乎
嗟呼
嗟吁
吁嗟
咨嗟
嗟矣
嘆嗟
嗟息
嗟賞
長嗟
憤怒怨嗟
于嗟
嗟夫
嗟哉
嗟乎唐虞道
...
“嗟”のふりがなが多い著者
西尾正
嘉村礒多
徳冨蘆花
作者不詳
北村透谷
内田魯庵
幸田露伴
アントン・チェーホフ
斎藤茂吉
佐藤春夫