“惆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いとほ50.0%
ちう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いとほしさのあまりに、老が手づから土を運びてひつぎをさめ、其の終焉をはりに残し給ひし一四八筆の跡をつかのしるしとして、一四九蘋蘩行潦みづむけの祭も心ばかりにものしけるが、翁もとより筆とるわざをしもしらねば
嗚呼あゝ天地味ひなきこと久し、花にあこがるゝもの誰ぞ、月にうそぶくもの誰ぞ、人世の冉々ぜん/\として減毀げんきするをし、ちうとして命運のわたくししがたきを慨す。
哀詞序 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)