“嘯”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
うそぶ96.0%
ウソブ1.6%
うそ0.8%
うそぶき0.8%
ウソフ0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“嘯”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学100.0%
文学 > 英米文学 > 詩57.1%
文学 > イタリア文学 > 詩35.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
農民は原野に境界のくいを打ち、其処そこを耕して田畑となした時、地主がふところ手して出て来て、さてうそぶいた。
心の王者 (新字新仮名) / 太宰治(著)
その——常在寺裏の林は、まるで荒れ狂う海原わだつみだった。木々のうなり、草のうそぶき、耳も眼も、奪われてしまう。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まるで、カヅきする海女アマ二十尋ハタヒロ三十尋ミソヒロミナ底から浮び上つてウソブく樣に、深い息の音で、自身明らかに目が覺めた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
まるで、カヅきする海女アマ二十尋ハタヒロ三十尋ミソヒロ水底ミナゾコから浮び上つてウソブく様に、深い息の音で、自身明らかに目が覚めた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
信長は、そ知らぬ風情をしていた。——というよりは、うつつに、おうぎはかまの前であてあそびながら、そらうそぶいていたといったほうが近い。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「又あるときは。父母ちゝはゝのおん為に。経の偈文げもん謄写かきうつして。前なる山川におし流し。春は花を手折たをりて。仏に手向たむけ奉り。秋は入る月にうそぶきて。そゞろ西天にしのそらこふめり。」といふに至りては、伏姫の心中既に大方の悲苦を擺脱はいだつして、澄清洗ふが如くになりたらむ。
まるで、カヅきする海女アマ二十尋ハタヒロ三十尋ミソヒロミナ底から浮び上つてウソフく樣に、深い息の音で、自身明らかに目が覺めた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)