“息嘯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おきそ75.0%
おきうそ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大野山おほぬやまきりたちわたるなげ息嘯おきそかぜきりたちわたる 〔巻五・七九九〕 山上憶良
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
息長おきなが息嘯おきその風と
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「大野山」は和名鈔わみょうしょうに、「筑前国御笠郡大野」とある、その地の山で、太宰府に近い。「おきそ」は、宣長は、息嘯おきうその略とし、神代紀に嘯之時ウソブクトキニ迅風忽起とあるのを証とした。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)