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息杖
ふりがな文庫
“息杖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いきづえ
91.3%
いきづゑ
8.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いきづえ
(逆引き)
それは、箱根へ湯治にいったとき、
駕籠舁
(
かごかき
)
から
息杖
(
いきづえ
)
を買って帰り、その杖に諸家から題詩を貰って彫りつけ柱に掛けて自慢していた。
五瓣の椿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
脱ぎ捨てた雪駄を、ぽんと
塵
(
ちり
)
を払って中に突っ込んだ駕籠舁——肩を入れて、
息杖
(
いきづえ
)
をぽんとついて、掛声と一緒に小刻みで走り出す。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
息杖(いきづえ)の例文をもっと
(21作品)
見る
いきづゑ
(逆引き)
せよと言ひながら腰の一刀
引拔
(
ひきぬき
)
つゝ
身構
(
みがま
)
へなせば
惡
(
わる
)
ものどもは打笑ひ何の
小癪
(
こしやく
)
な
青
(
あを
)
二
才
(
さい
)
と
息杖
(
いきづゑ
)
取
(
とり
)
のべ打て
蒐
(
かゝる
)
を此方は
騷
(
さわ
)
がず切拂ひ又打込を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
權三は土間に飛び降りて、駕籠の
息杖
(
いきづゑ
)
を持ち來れば、おかんは
掻
(
か
)
いくゞりて駕籠のかげに隱れるを、權三は杖をふりあげて追ひまはす。上のかたより猿まはし與助は商賣に出る姿にて、猿を
権三と助十
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
息杖(いきづゑ)の例文をもっと
(2作品)
見る
息
常用漢字
小3
部首:⼼
10画
杖
漢検準1級
部首:⽊
7画
“息杖”で始まる語句
息杖棒
検索の候補
息杖棒
“息杖”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
林不忘
中里介山
作者不詳
吉川英治
三遊亭円朝
山本周五郎
泉鏡花
岡本綺堂
野村胡堂