“息吹”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
いぶ50.7%
いぶき47.8%
いき1.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“息吹”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語54.5%
文学 > フランス文学 > 詩5.8%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語4.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
しかし、その中で呼吸される粗野な自然と原始的な個人との息吹いぶきによって、それはやはり彼にとって神聖な書物だった。
——そして突然、坂道のふもとに、あたかも接吻せっぷんのように人を迎える、海の息吹いぶきと橙樹とうじゅの香。
罪のない花を汚し——その清淨さに罪の息吹いぶきをかけようとした、すると神はそれを私から奪ひ取つておしまひになつたのだ。
そういう息吹いぶきが炎のようにもつれあって、静かに虚空こくうへ立ちのぼる相をそのままに結晶せしめたのが塔なのであろうか。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
私は食事をすますと、その足でマダムを見舞った。マダムは真白いベッドの中に落ち窪んだように寝、蒼白な額にはベットリと寝汗をかいて、荒い息吹いきが胸の中で激しい摩擦音をたてていた。