“永富獨嘯庵”の読み方と例文
新字:永富独嘯庵
読み方割合
ながとみどくせうあん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されど我國の醫史に據れば、温補の方盛に用ゐられて、漢醫の道衰へたるを、吉益東洞よしますとうどう永富獨嘯庵ながとみどくせうあんの輩起りて、古方を唱へ、劇藥を用ゐ、一度は廻瀾くわいらんの功を奏しき。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)