うそ)” の例文
というよりは、うつつに、おうぎはかまの前であてあそびながら、そらうそぶいていたといったほうが近い。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その時は一篇五十円くらい取ってやるんだと、私達は無名の友人の間でうそぶいていた。
我が愛する詩人の伝記 (新字新仮名) / 室生犀星(著)