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八寒嘯
ふりがな文庫
“八寒嘯”の読み方と例文
読み方
割合
はっかんしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はっかんしょう
(逆引き)
音色に
鬼韻
(
きいん
)
のあるのは好ましいとさえ思うが、
八寒嘯
(
はっかんしょう
)
という銘の意味を酌むと、なにもかも白い氷に
凍
(
い
)
てている天地が想像されてならない。
八寒道中
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その日も、笛を習うつもりで、
八寒嘯
(
はっかんしょう
)
をたずさえて行った三五兵衛は、少しまごついて、早々に平六に見送られて帰った。
八寒道中
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そして、笛ぶくろから、かれの愛笛——
八寒嘯
(
はっかんしょう
)
と
銘
(
めい
)
のあるそれを抜いて、たまらない重苦しさから、逃げようとした。
野槌の百
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
八寒嘯(はっかんしょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
嘯
漢検1級
部首:⼝
16画
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