トップ
>
『八寒道中』
ふりがな文庫
『
八寒道中
(
はっかんどうちゅう
)
』
笛は孤独でたのしめる。——いつか旅で笛を吹く心境のふしぎな陶酔の味を知って、今では、安成三五兵衛の腰には、大小と印籠のほかに、袋にはいった一笛がたばさまれて、かれの旅に離れぬものとなっていた。 それは、桑名の城下で、すすけた古物屋の店ざらし …
著者
吉川英治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「講談倶楽部」1929(昭和4)年1月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約32分(500文字/分)
朗読目安時間
約53分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
風采
(
すがた
)
凡
(
なみ
)
酒
(
の
)
斬
(
なぐ
)
公
(
おお
)
交
(
ちが
)
目眩
(
めくる
)
焦
(
や
)
眼
(
まな
)
容貌
(
かお
)
温
(
ぬる
)
潜
(
もぐ
)
柄
(
つか
)
撓
(
た
)
拱
(
く
)
脅
(
おびや
)
弾
(
はず
)
力
(
りき
)
布
(
ぬの
)
酌
(
つ
)
大刀
(
どす
)
逆上
(
あが
)
布
(
きれ
)
潜
(
ひそ
)
氷刃
(
つらら
)
欣
(
うれ
)
検
(
あらた
)
棚
(
だな
)
片笑
(
かたえ
)
禍
(
わざわ
)
情婦
(
おんな
)
恟々
(
おどおど
)
恟
(
ぎょ
)
性
(
たち
)
蒲団
(
ぶとん
)
店
(
たな
)
衣
(
ころも
)
小篠
(
こしの
)
寒
(
かん
)
宿
(
しゅく
)
退
(
ひ
)
逐電
(
ちくてん
)
唇
(
くち
)
上
(
かみ
)
主
(
あるじ
)
叱
(
し
)
反
(
そむ
)
音
(
おと
)
仇
(
かたき
)
出端
(
ではず
)
凍
(
こご
)
面
(
つら
)
鯉口
(
こいぐち
)
逸品
(
いっぴん
)
鮎川
(
あゆかわ
)
濠端
(
ほりばた
)
炬燵
(
こたつ
)
焚
(
た
)
鬼韻
(
きいん
)
髷
(
まげ
)
餞別
(
せんべつ
)
焚火
(
たきび
)
風邪
(
かぜ
)
焦
(
じ
)
頷
(
うなず
)
熱
(
あつ
)
爛
(
ただ
)
音
(
ね
)
生温
(
なまぬる
)
痩身
(
そうしん
)
白皙
(
はくせき
)
目
(
め
)
相
(
そう
)
相忌
(
あいい
)
眉目
(
びもく
)
鞘
(
さや
)
瞠
(
みは
)
青漆
(
あおうるし
)
雲母
(
きらら
)
稲
(
いね
)
稽古
(
けいこ
)
窮屈
(
きゅうくつ
)
竦
(
すく
)
竹刀
(
しない
)
野袴
(
のばかま
)
袈裟
(
けさ
)
褪
(
あ
)
鉄漿
(
かね
)
曝
(
さら
)
襖
(
ふすま
)
覆面
(
ふくめん
)
覗
(
のぞ
)
豊満
(
ほうまん
)
量見
(
りょうけん
)
輪廓
(
りんかく
)
遁
(
のが
)
道行
(
みちゆき
)
込
(
こ
)
郡内
(
ぐんない
)
躄車
(
いざりぐるま
)