八寒道中はっかんどうちゅう
笛は孤独でたのしめる。——いつか旅で笛を吹く心境のふしぎな陶酔の味を知って、今では、安成三五兵衛の腰には、大小と印籠のほかに、袋にはいった一笛がたばさまれて、かれの旅に離れぬものとなっていた。 それは、桑名の城下で、すすけた古物屋の店ざらし …
作品に特徴的な語句
なみ 風采すがた なぐ おお ちが 目眩めくる 容貌かお まな ぬる もぐ ぎょ おびや はず りき ぬの 大刀どす 逆上あが きれ ひそ 氷刃つらら うれ あらた だな つか 片笑かたえ わざわ 情婦おんな 恟々おどおど たち 蒲団ぶとん たな ころも 小篠こしの かん 宿しゅく 退 逐電ちくてん くち かみ あるじ そむ おと かたき 出端ではず こご つら 鯉口こいぐち 逸品いっぴん 鮎川あゆかわ 濠端ほりばた 炬燵こたつ 鬼韻きいん まげ 餞別せんべつ 焚火たきび 風邪かぜ うなず あつ ただ 生温なまぬる 痩身そうしん 白皙はくせき そう 相忌あいい 眉目びもく さや みは 青漆あおうるし 雲母きらら いね 稽古けいこ 窮屈きゅうくつ すく 竹刀しない 野袴のばかま 袈裟けさ 鉄漿かね さら ふすま 覆面ふくめん のぞ 豊満ほうまん 量見りょうけん 輪廓りんかく のが 道行みちゆき 郡内ぐんない 躄車いざりぐるま