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野袴
ふりがな文庫
“野袴”の読み方と例文
読み方
割合
のばかま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のばかま
(逆引き)
とたんに
崖
(
がけ
)
の両側からバラバラと飛び下りて来た
野袴
(
のばかま
)
の武士、前をふさいで十人あまり、いずれも厳重な
草鞋
(
わらじ
)
がけ、
柄頭
(
つかがしら
)
をそろえて
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その平馬がいま
打割羽織
(
ぶっさきばおり
)
に
野袴
(
のばかま
)
、
手馴
(
てな
)
れの
業物
(
わざもの
)
を
閂
(
かんぬき
)
のように差し反らせて、鉄扇片手に春の野中の道をゆらりゆらりと歩いて行くのだ。
平馬と鶯
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
老爺
(
おやじ
)
は火縄の手を休めて腰を立てると、武士は肩にかけた振分けの荷物を縁台の上に投げ出して、
野袴
(
のばかま
)
の
裾
(
すそ
)
をハタハタと
叩
(
たた
)
き
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
野袴(のばかま)の例文をもっと
(25作品)
見る
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
袴
漢検準1級
部首:⾐
11画
“野”で始まる語句
野
野原
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野菜
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検索の候補
裾縁野袴
着込野袴
袴野
野良袴
“野袴”のふりがなが多い著者
本庄陸男
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中里介山
林不忘
国枝史郎
森鴎外
夢野久作
山本周五郎
泉鏡花