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打割羽織
ふりがな文庫
“打割羽織”の読み方と例文
読み方
割合
ぶっさきばおり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶっさきばおり
(逆引き)
その平馬がいま
打割羽織
(
ぶっさきばおり
)
に
野袴
(
のばかま
)
、
手馴
(
てな
)
れの
業物
(
わざもの
)
を
閂
(
かんぬき
)
のように差し反らせて、鉄扇片手に春の野中の道をゆらりゆらりと歩いて行くのだ。
平馬と鶯
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
床の間の処に
縁取袴
(
へりとりばかま
)
を穿き、
打割羽織
(
ぶっさきばおり
)
を着て腕を組んで頻りに考えて居るのが粥河圖書で、
傍
(
そば
)
に居る千島禮三が
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
打割羽織
(
ぶっさきばおり
)
の見まわりだが、あの見廻りのお上役人だか、土地の世話役だかわからねえが、おいらの眼と鼻の先で、乙なことを言って聞かしてくれたっけなあ。
大菩薩峠:31 勿来の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
打割羽織(ぶっさきばおり)の例文をもっと
(4作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
割
常用漢字
小6
部首:⼑
12画
羽
常用漢字
小2
部首:⽻
6画
織
常用漢字
小5
部首:⽷
18画
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