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手馴
ふりがな文庫
“手馴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
てな
79.3%
てだ
3.4%
てなれ
3.4%
たなれ
3.4%
てなず
3.4%
てなら
3.4%
テナ
3.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てな
(逆引き)
その平馬がいま
打割羽織
(
ぶっさきばおり
)
に
野袴
(
のばかま
)
、
手馴
(
てな
)
れの
業物
(
わざもの
)
を
閂
(
かんぬき
)
のように差し反らせて、鉄扇片手に春の野中の道をゆらりゆらりと歩いて行くのだ。
平馬と鶯
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
手馴(てな)の例文をもっと
(23作品)
見る
てだ
(逆引き)
九州津々浦々の船を、また、それに要する
手馴
(
てだ
)
れの
水夫
(
かこ
)
楫取
(
かんどり
)
たちを、博多の一ヵ所に集めさせることだった。——大挙して、ふたたび上洛の用意であるのはいうまでもない。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
手馴(てだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
てなれ
(逆引き)
能々
拜見
(
はいけん
)
して
偖
(
さて
)
申やう此御短刀は私し
望
(
のぞみ
)
御座なく候何卒君の
常々
(
つね/″\
)
御
手馴
(
てなれ
)
し方を
戴
(
いたゞ
)
き度
旨
(
むね
)
願ひければ君も
御祕藏
(
ごひざう
)
の短刀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
手馴(てなれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
たなれ
(逆引き)
手馴
(
たなれ
)
の兎捕られぬと
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
手馴(たなれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
てなず
(逆引き)
何でもそいつらを
手馴
(
てなず
)
けて、
掏摸
(
すり
)
や
放火
(
つけび
)
を教えようッていうんです。かかったもんじゃありませんや。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
手馴(てなず)の例文をもっと
(1作品)
見る
てなら
(逆引き)
木綿袷
(
もめんあわせ
)
の
條柄
(
しまがら
)
も分かぬまでに着古したるを
後褰
(
しりからげ
)
にして、
継々
(
つぎつぎ
)
の
股引
(
ももひき
)
、
泥塗
(
どろまぶれ
)
の
脚絆
(
きゃはん
)
、
煮染
(
にし
)
めたるばかりの
風呂敷包
(
ふろしきづつみ
)
を斜めに背負い、
手馴
(
てなら
)
したる
白櫧
(
しらかし
)
の杖と
一蓋
(
いっかい
)
の
菅笠
(
すげがさ
)
とを
膝
(
ひざ
)
の辺りに引寄せつ。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
手馴(てなら)の例文をもっと
(1作品)
見る
テナ
(逆引き)
又ふり立てる事を比喩にとつて言へば、其白馬の耳の如く、益年高く、天の
直下
(
チヨクカ
)
の国をお治めなさる事の兆し、又この白い
鵠
(
クグヒ
)
の活けた貢物のお
侍
(
ソバ
)
のお
手馴
(
テナ
)
れの
魂移
(
タマウツ
)
しの道具となつてある為に
日本文学の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
手馴(テナ)の例文をもっと
(1作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
馴
漢検準1級
部首:⾺
13画
“手馴”で始まる語句
手馴付
手馴着
検索の候補
手馴付
手馴着
“手馴”のふりがなが多い著者
ジュール・ルナール
宮地嘉六
加藤道夫
久米正雄
永井壮吉
ロマン・ロラン
作者不詳
蘭郁二郎
内田魯庵
林不忘