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泥塗
ふりがな文庫
“泥塗”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
どろまみ
45.5%
どろま
18.2%
どろまみれ
18.2%
だみ
9.1%
どろまぶれ
9.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どろまみ
(逆引き)
晴れた日には庭一面におしめやシャツのような物を干す、軒下には缶詰の殻やら横緒の切れた
泥塗
(
どろまみ
)
れの女下駄などがころがっている。
イタリア人
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
泥塗(どろまみ)の例文をもっと
(5作品)
見る
どろま
(逆引き)
ポカンの足下に横たわるポカンの脳髄と同様に、
泥塗
(
どろま
)
みれになって
終
(
しま
)
わねばならぬ時機が来たのだ。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
泥塗(どろま)の例文をもっと
(2作品)
見る
どろまみれ
(逆引き)
次に七十二三の老婆、世に消残る
頭
(
かしら
)
の雪の
泥塗
(
どろまみれ
)
にならんとするまで、
太
(
いた
)
く腰の曲りたるは、杖の
長
(
たけ
)
の一尺なるにて知れかし。
這
(
は
)
うがごとくに、よぼよぼ。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
泥塗(どろまみれ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
だみ
(逆引き)
路が
一条
(
ひとすじ
)
、
胡粉
(
ごふん
)
で
泥塗
(
だみ
)
たように、ずっと白く、
寂然
(
しん
)
として、
家
(
や
)
ならび、三町ばかり、手前どもとおなじ
側
(
かわ
)
です、けれども、何だか遠く離れた海際まで、突抜けになったようで
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
泥塗(だみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
どろまぶれ
(逆引き)
木綿袷
(
もめんあわせ
)
の
條柄
(
しまがら
)
も分かぬまでに着古したるを
後褰
(
しりからげ
)
にして、
継々
(
つぎつぎ
)
の
股引
(
ももひき
)
、
泥塗
(
どろまぶれ
)
の
脚絆
(
きゃはん
)
、
煮染
(
にし
)
めたるばかりの
風呂敷包
(
ふろしきづつみ
)
を斜めに背負い、
手馴
(
てなら
)
したる
白櫧
(
しらかし
)
の杖と
一蓋
(
いっかい
)
の
菅笠
(
すげがさ
)
とを
膝
(
ひざ
)
の辺りに引寄せつ。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
泥塗(どろまぶれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
塗
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
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泥塗満身
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