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泥塗
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どろまみれ
ふりがな文庫
“
泥塗
(
どろまみれ
)” の例文
次に七十二三の老婆、世に消残る
頭
(
かしら
)
の雪の
泥塗
(
どろまみれ
)
にならんとするまで、
太
(
いた
)
く腰の曲りたるは、杖の
長
(
たけ
)
の一尺なるにて知れかし。
這
(
は
)
うがごとくに、よぼよぼ。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
二人
挽
(
びき
)
の車が
泥塗
(
どろまみれ
)
になって、入って来た。車から下りた銀杏返の若い女は、鼠色のコオトをぬいで、草色の
薄物
(
うすもの
)
で縁に上り、出て来た
年増
(
としま
)
の女と挨拶して居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
泥
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
塗
常用漢字
中学
部首:⼟
13画
“泥塗”で始まる語句
泥塗満身