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挽
ふりがな文庫
“挽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひ
95.8%
ひき
1.8%
はさ
0.6%
ひく
0.6%
び
0.6%
びき
0.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひ
(逆引き)
「すると、門前の豆腐屋がきっと起きて、雨戸を明ける。ぎっぎっと豆を
臼
(
)
で
挽
(
)
く音がする。ざあざあと豆腐の水を
易
(
)
える音がする」
二百十日
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
挽(ひ)の例文をもっと
(50作品+)
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ひき
(逆引き)
平次は
襷
(
)
を外して、火のない長火鉢の前へ來ると、煙管の
雁首
(
)
を延ばして、遙か彼方の
挽
(
)
物細工の貧乏臭い煙草入を引寄せるのでした。
銭形平次捕物控:220 猿蟹合戦
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
挽(ひき)の例文をもっと
(3作品)
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はさ
(逆引き)
それはあの弱々しい美しいお糸が考へさうも無い
惡魔
(
)
的な
企
(
)
てですが、平次の推理には素より一點の疑ひを
挽
(
)
みやうもありません。
銭形平次捕物控:159 お此お糸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
挽(はさ)の例文をもっと
(1作品)
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ひく
(逆引き)
あるじがもてなしとて、
芋
(
)
と
蕪菜
(
)
を味噌汁にしたるなかにいぶかしきものあり、案内がさし心えていふやう、そは秋山の名物の
豆腐
(
)
也といふ。豆を
挽
(
)
事はせしが
糟
(
)
を
灑
(
)
ざるゆゑ
味
(
)
なし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
挽(ひく)の例文をもっと
(1作品)
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び
(逆引き)
昨日から夏
挽
(
)
きが始まって、部落の娘達は殆ど他村の製糸工場へ出掛けて行った。俄に村の中がガランとしたやうだ。
夏蚕時
(新字旧仮名)
/
金田千鶴
(著)
挽(び)の例文をもっと
(1作品)
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びき
(逆引き)
二人
挽
(
)
の車が
泥塗
(
)
になって、入って来た。車から下りた銀杏返の若い女は、鼠色のコオトをぬいで、草色の
薄物
(
)
で縁に上り、出て来た
年増
(
)
の女と挨拶して居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
挽(びき)の例文をもっと
(1作品)
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挽
漢検準1級
部首:⼿
10画
“挽”を含む語句
挽回
挽歌
挽割
鋸挽
木挽町
木挽
挽割麦
粉挽
挽茶
挽物
車挽
臼挽
荒挽
挽地物
推挽
挽出
挽馬
櫛挽
挽割麥
挽臼
...
“挽”のふりがなが多い著者
南方熊楠
小島烏水
森鴎外
柳田国男
三遊亭円朝
樋口一葉
島崎藤村
吉川英治
夏目漱石
徳田秋声