“ひく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヒク
語句割合
55.9%
20.1%
8.7%
2.0%
1.2%
日暮1.2%
1.2%
0.8%
悲苦0.8%
0.8%
0.8%
0.8%
肥躯0.8%
0.4%
0.4%
卑低0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
0.4%
挽割0.4%
火喰0.4%
秘句0.4%
落籍0.4%
0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これより他木さらになく、俗に唐松といふもの風にたけをのばさゞるがは雪霜にやされけん、き森をなしてこゝかしこにあり。
諸侯も礼を厚うして、辞をうしなければ教えを乞うことのできぬ人だから、高杉もこの人に逢っては、油を絞られるのもぜひがない。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
客舍の前にはたけましげなる男ありて、車の去るを見送りたるが、手に持てる鞭を揮ひて鳴らし、あたりの人に向ひていふやう。
先生此処は天神前で、はおさんと喧嘩する事は、うなったからは私はに引かれぬから、お前さん方三人にられた其の時は是非がえ事じゃが
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
長谷川——あたしの父で、彼の婿である。常磐津の師匠の格子戸へ犬のをぬった不良若衆で、当時でのモダン代言人である。——あたしは、彼のデコボコ頭のみにたまったをながめた。
旧聞日本橋:08 木魚の顔 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
はあるもの飯田町學校よりりがけ、日暮川岸づたひをしくれば、うしろより、いさましくけしのぬしは令孃なりけり、何處りか高髷おとなしやかに
暁月夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
この見上ぐるばかりな、これほどののあるはこのでつひぞはない、銀杏より、い、土手はいふまでもない、える水面んでる。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
更に「し人を殺すをまざる者有らば、天下の民皆を引いてこれを望まん、誠にかくの如くんば民のこれに帰するほ水のきに就くが如し、沛然として誰かくこれをがん」
永久平和の先決問題 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
赤き悲苦、赤きくるめき
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
かゝる時は修羅を二ツも三ツもかくるなり。材木は雪のふらざる秋りてそのまゝ山中におき、を用ふる時にいたりてひきいだす。かゝる大材をもをもつて雪のをしるべし。
前にもしば/\いへるごとく、我国の雪冬はざるゆゑ、冬にをつかへば雪におちいりてことならじ。輴は春の雪鉄石のごとくたる正二三月の間に用ふべきもの也。
江戸の町にいふ店下を越後に雁木(又は)といふ、雁木の下広くして小荷駄をもべきほどなり、これは雪中にこの下を往来なり。
鯨狼の檻、その餌となる氷漬の魚の箱。ダブダブ揺ぐようなおのぶサンの肥躯も、今はエスキモーさながらに毛皮にくるまっている。
人外魔境:08 遊魂境 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
いぢけた、い椰子の木立
南洋館 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
さて王が苑に遊ぼうと思い智馬を召すと、すなわち背をくす。王これは背に病があるのかと問うに、御者答えて王の乗りやすいように背を偃くし居るという。王それに乗って河辺に至れば馬進まず。
「あの男は駄目だよ、理想が卑低いから、妻君も下品で話しにならん。」
空想としての新婚旅行 (新字新仮名) / 正宗白鳥(著)
小腰をめて「ちょいとお湯へ」と云ッてから、ふと何か思い出して、した顔をして周章て、「それから、あの、若し御新造さまがおなすって御膳召上るとッたら、 ...
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
昌作の方は、背の高い割に肉がげて、漆黒な髪をとモヂヤ/\長くしてるのと、度のい鉄縁の眼鏡を掛けてるのとで二十四五にも見える。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
翌朝泉岳寺へ引取けるに大勢の見物は雲霞の如く忽ち四方に評判聞えけりに庄左衞門が美麗にして三味線などよく品川の駿河屋何某のへ縁付けるに庄左衞門が父十兵衞は古稀に近くは二重に曲居るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
を叩きて、「風邪をな。」
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あるじがもてなしとて、蕪菜を味噌汁にしたるなかにいぶかしきものあり、案内がさし心えていふやう、そは秋山の名物の豆腐也といふ。豆を事はせしがざるゆゑなし。
悠〻然と鑿を衣服垢穢き爺もあり、道具捜しにまごつく小童、頻りに木を挽割日傭取り、人さま/″\の骨折り気遣ひ、汗かき息張る其中に、総棟梁ののつそり十兵衞
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
熱砂は舞い、火喰い鳥は走り、カンガルーは飛び、先住民族たる原地人は、幅の広い鼻の下に白い骨を横に突き刺して附近に出没し、そのたびに、青竜刀がなくなったり
散魔文秘句をとなえ、手の禅杖をふりあげ、エイッ! と水流を切断するように打ちおろした。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
裏は天地で間に合っても、裲襠の色は変えねばならず、茶は切れる、時計はる、小間物屋は朝から来る、朋輩は落籍のがある、内証では小児が死ぬ、書記の内へ水がつく、幇間がはな会をやる
葛飾砂子 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
大路の事であるから、き人も行き、き者も行き、職人も行き、物売りも行き、老人も行けば婦人も行き、小児も行けば壮夫も行く、亢々然と行くものもあれば、踉蹌として行くものもある。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)