“下(ひく)” の例文
高き者は腹に在り、下(ひく)き者は辺に在り、中なる者は角に在り。法に曰く、寧ろ一子を輸くるも、一先を失ふ勿れ。左を撃たんとすれば則ち右を視、後を攻めんとすれば則ち前を瞻る。
囲碁雑考 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
更に「如(も)し人を殺すを嗜(たしな)まざる者有らば、天下の民皆領(くび)を引いてこれを望まん、誠にかくの如くんば民のこれに帰する由(な)ほ水の下(ひく)きに就くが如し、沛然(はいぜん)として誰か能(よ)くこれを禦(ふせ)がん」
永久平和の先決問題 (新字新仮名) / 大隈重信(著)