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垂下
ふりがな文庫
“垂下”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たれさが
44.1%
ぶらさが
23.5%
ぶらさ
11.8%
すいか
5.9%
たれさ
5.9%
さが
2.9%
さげ
2.9%
したた
2.9%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たれさが
(逆引き)
写真で知つて居る詩人の
垂下
(
たれさが
)
つた長い
髭
(
ひげ
)
は
最
(
も
)
う白く成つて居るかと云ふ様な事を聞いた。詩人は故郷の
白耳義
(
ベルジツク
)
を旅行して居るのである。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
垂下(たれさが)の例文をもっと
(15作品)
見る
ぶらさが
(逆引き)
「そんな事を言はずに自分も
些
(
ちつ
)
と
気凛
(
きりつ
)
とするが可い、帯の下へ時計の
垂下
(
ぶらさが
)
つてゐるなどは威厳を損じるぢやないか」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
垂下(ぶらさが)の例文をもっと
(8作品)
見る
ぶらさ
(逆引き)
手に大きな箱を
垂下
(
ぶらさ
)
げていた。盲目で竹の杖を突きながらとぼとぼと私の
後方
(
うしろ
)
について来たが、途中から、私に手を引いてくれいといった。
黄色い晩
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
垂下(ぶらさ)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
すいか
(逆引き)
それでも、
西面南部
(
せいめんなんぶ
)
の二
箇
(
こ
)
の
横穴
(
よこあな
)
は、
大概
(
たいがい
)
發掘
(
はつくつ
)
を
終
(
をは
)
り、
其岩壁
(
そのがんぺき
)
が
欠壞
(
けつくわい
)
して、
奧
(
おく
)
で
貫通
(
くわんつう
)
して
居
(
ゐ
)
る
事
(
こと
)
が
判明
(
はんめい
)
し、
又
(
また
)
石灰分
(
せきくわいぶん
)
が
岩面
(
がんめん
)
の
龜裂
(
きれつ
)
の
部分
(
ぶぶん
)
から
漏出
(
らうしゆつ
)
して、
小鐘乳石
(
せうしやうにふせき
)
を
垂下
(
すいか
)
して
居
(
ゐ
)
るのを
發見
(
はつけん
)
した。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
垂下(すいか)の例文をもっと
(2作品)
見る
たれさ
(逆引き)
特に黒い喪服を着け黒い
紗
(
しゃ
)
を長く
垂下
(
たれさ
)
げて歩く婦人の多くなったことを取りたてて言うまでもなく、二人はそれを町で行き逢ういかなる人の姿にも読むことが出来た。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
垂下(たれさ)の例文をもっと
(2作品)
見る
さが
(逆引き)
その刃先の下の(〔ところに〕)
鍔
(
つば
)
のようなものがあって、それから
金襴
(
きんらん
)
あるいはシナの五色の上等縮緬が一丈六尺程
垂下
(
さが
)
って居る。その全体の長さは二丈五尺程ある。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
垂下(さが)の例文をもっと
(1作品)
見る
さげ
(逆引き)
白の洋装で髪をお
垂下
(
さげ
)
にし、丈の長い
淡紅
(
とき
)
色のリボンを
翻
(
ひら
)
めかしながら力漕をつづけているのは、
紛
(
まご
)
うかたなく彼の少女であッた。
湖畔
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
垂下(さげ)の例文をもっと
(1作品)
見る
したた
(逆引き)
牝馬
(
めすうま
)
の腹に獣骨の管を
挿入
(
さしい
)
れ、
奴隷
(
どれい
)
にこれを
吹
(
ふ
)
かせて乳を
垂下
(
したた
)
らせる古来の
奇法
(
きほう
)
が伝えられている。
狐憑
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
垂下(したた)の例文をもっと
(1作品)
見る
“垂下”の意味
《名詞》
垂下(すいか)(歴史的仮名遣い: すゐか)
垂れ下がること。また、垂れ下げること。
(出典:Wiktionary)
垂
常用漢字
小6
部首:⼟
8画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“垂”で始まる語句
垂
垂木
垂々
垂井
垂涎
垂髪
垂氷
垂簾
垂水
垂幕
検索の候補
下垂
下垂町
下垂性
下垂症
垂々下
懸垂直下
“垂下”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
山東京山
三島霜川
与謝野寛
徳田秋声
江見水蔭
島崎藤村
泉鏡太郎
水上滝太郎
内田魯庵