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横穴
ふりがな文庫
“横穴”の読み方と例文
読み方
割合
よこあな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よこあな
(逆引き)
實
(
じつ
)
は
博士
(
はかせ
)
をわざ/\
勞
(
ろう
)
するまでも
無
(
な
)
かつたので、これは
古代
(
こだい
)
の
葬坑
(
さうかう
)
で、
横穴
(
よこあな
)
と
通稱
(
つうしよう
)
するもの。
能
(
よ
)
く
調
(
しら
)
べたら
全國
(
ぜんこく
)
到
(
いた
)
る
處
(
ところ
)
に
有
(
あ
)
るかも
知
(
し
)
れぬ。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
それですからこの
横穴
(
よこあな
)
は
古墳
(
こふん
)
の
石室
(
せきしつ
)
と
同
(
おな
)
じ
意味
(
いみ
)
のものでありまして、その
作
(
つく
)
り
方
(
かた
)
と
大體
(
だいたい
)
においてよく
似
(
に
)
てをります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
彼
(
かれ
)
は
自分
(
じぶん
)
の
室
(
へや
)
で
獨
(
ひと
)
り
考
(
かんが
)
へた。
疲
(
つか
)
れると、
臺所
(
だいどころ
)
から
下
(
お
)
りて、
裏
(
うら
)
の
菜園
(
さいゑん
)
へ
出
(
で
)
た。さうして
崖
(
がけ
)
の
下
(
した
)
に
掘
(
ほ
)
つた
横穴
(
よこあな
)
の
中
(
なか
)
へ
這入
(
はい
)
つて、
凝
(
じ
)
つと
動
(
うご
)
かずにゐた。
宜道
(
ぎだう
)
は
氣
(
き
)
が
散
(
ち
)
る
樣
(
やう
)
では
駄目
(
だめ
)
だと
云
(
い
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
横穴(よこあな)の例文をもっと
(5作品)
見る
“横穴(横穴墓)”の解説
横穴墓(よこあなぼ/おうけつぼ)とは、一般に台地や丘陵の斜面に高さ2メートル前後、奥行数メートルの洞窟=横穴を掘り、その中に人間を埋葬した墓のことである。古代東アジアなどでもみられるが、日本では考古学用語として、主に古墳時代に現れたこのタイプの墓制を指してこの呼称が用いられる。
(出典:Wikipedia)
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
穴
常用漢字
小6
部首:⽳
5画
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横
横町
横柄
横面
横着
横浜
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