“横柄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうへい87.1%
わうへい12.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熱狂的なまた横柄おうへいな気性は、間もなく自分を学友たちのなかでのきわだった人物にさせ、また少しずつ、しかし自然な順序を踏んで
彼らの勇武劇の中には、詩的虚偽がこの上もなく横柄おうへいに現われていた。彼らは英雄というものについて、滑稽こっけいな観念をいだいていた。
もともと天下を我家と心得て和上わじやうは岡崎の土地などを眼中に置いて居ない所から、在所の者に対して横柄わうへい態度たいども有つたに違ひ無い。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
「さうね、母さま、でも母さまは……さうね、いゝことよ。」とピアノの腰掛にかけたまゝ此方を向き乍ら、ブランシュの横柄わうへいな聲が聞えた。