“横柄:おうへい” の例文
“横柄:おうへい”を含む作品の著者(上位) | 作品数 |
---|---|
中里介山 | 10 |
芥川竜之介 | 7 |
吉川英治 | 7 |
佐々木味津三 | 5 |
海野十三 | 4 |
“横柄:おうへい”を含む作品のジャンル | 比率 |
---|---|
文学 > フランス文学 > 小説 物語 | 11.5% |
文学 > 日本文学 > 小説 物語 | 1.4% |
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童) | 0.6% |
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
殊に時めく大尽に向って、鰡八、鰡八、と言って横柄に頭から呼びかけるような人は、滅多にないはずなのであります。
横柄に呼びたてながら、ずかずかとはいっていったその鼻先へ、ぬっとその新右衛門が顔を向けると、少し変でした。
——その老人は、クリストフの多少失礼な冗談にもよく答えるのを常としていたが、その時は、横柄な様子を示した。
「横柄な方ね。……それに第一もしそうだったとしても、それこそほんとうに音楽を愛する仕方ではありませんか。」
朝になると、取り澄ました態度を装いながらもどってきて、もしなんとか言われたら横柄な答えをするつもりだった。
横柄なのは仕方がないが、エラ物であったというではないか、そうして酒を飲んだか、という尋ね方は、おかしいと思いました。
「逃げるなよ。今に返報をしてやるから。」などと、素戔嗚の勇力を笠に着た、横柄な文句を並べたりした。
金持らしい金持となると、近づき難いし、骨を折って出入りしても、買物となると、横柄ぶっているわりに、貧乏人より金には細かくて、彼に云わせれば、
年から見れば自分の息子のような官兵衛だし、身分からいっても家老のせがれに過ぎないので、それに答えてやる彼の言葉も極めて横柄でまた露骨だった。
そのきびきびした横柄な早口で、エリザベスの同伴者は、窓のむこうから言った。
医師は腰を延ばすような構えをして、横柄にギラリと目を光らせた。そして、又、
運転手に「もっと早く」「もう少しゆっくり」などと横柄な命令を下していた。
これから大発明をして学界に貢献しようと云う余に対してはやや横柄である。
植木屋にしては、武士めいた横柄な口をきくやつ……皆は、そう思いながら、
「誰か知らぬが、見なれぬ侍がふたり、いやに横柄に邸内へ入ってきたぞ」
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