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矜持
ふりがな文庫
“矜持”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょうじ
64.2%
ほこり
17.0%
きんじ
7.5%
きようぢ
5.7%
プライド
3.8%
きようじ
1.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうじ
(逆引き)
やはり、人間は人間であろうとして、依然、畜生以上を
矜持
(
きょうじ
)
している人間もある。当然、ふたいろの人種が、二潮流をここに作った。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
矜持(きょうじ)の例文をもっと
(34作品)
見る
ほこり
(逆引き)
平常
(
しょっちゅう
)
店の若い番頭や手代の顔を
睨
(
にら
)
み付けるような眼付をしていたが、しかしそれは彼女が普通の下女奉公と同じに見られまいとする
矜持
(
ほこり
)
からであった。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
矜持(ほこり)の例文をもっと
(9作品)
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きんじ
(逆引き)
謝肉祭の仮装に
擬
(
なぞ
)
らえた幾多の小曲から成ったものであるが、その中にはシューマンの主張と
矜持
(
きんじ
)
と、
洒落
(
しゃれ
)
と道楽気と、淡い恋と友情とが
蔵
(
かく
)
されており
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
矜持(きんじ)の例文をもっと
(4作品)
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きようぢ
(逆引き)
次兄は馬の世話をするのはそれほど好んではゐなかつたが、あまり房一がつきまとふので、一種の
矜持
(
きようぢ
)
を感じて来て、房一には少しも手出しをさせなかつた。
医師高間房一氏
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
矜持(きようぢ)の例文をもっと
(3作品)
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プライド
(逆引き)
品位のある言葉とは、要するに、その人の「高い教養」から発する「
矜持
(
プライド
)
」の現はれであつて、己れを識り、相手を識り、礼節と信念とを以て、真実を美しく語る言葉である。
言葉の魅力[第一稿]
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
矜持(プライド)の例文をもっと
(2作品)
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きようじ
(逆引き)
矜持
(
きようじ
)
をもつてゐたから、そしてその誇りを一途の心棒に生きてゐたから、貧窮の中でも魂は高雅であつたが、又そのために彼の作品は文人的なオモチャとなり
オモチャ箱
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
矜持(きようじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“矜持”の意味
《名詞》
矜 持(きょうじ、きんじ(百姓読みであるが頻用される); 別表記:矜恃)
人としての誇り、プライド。
(出典:Wiktionary)
矜
漢検1級
部首:⽭
9画
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“矜持”の類義語
誇り
“矜持”で始まる語句
矜持心
検索の候補
矜持心
“矜持”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
ロマン・ロラン
田畑修一郎
金史良
梅崎春生
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
西田幾多郎
エドガー・アラン・ポー
吉川英治
神西清