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矜持
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きようぢ
ふりがな文庫
“
矜持
(
きようぢ
)” の例文
次兄は馬の世話をするのはそれほど好んではゐなかつたが、あまり房一がつきまとふので、一種の
矜持
(
きようぢ
)
を感じて来て、房一には少しも手出しをさせなかつた。
医師高間房一氏
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
いぢらしい愉悦と
矜持
(
きようぢ
)
とを抱いて、余念も無しに
碩学
(
せきがく
)
の講義を聴いたり、豊富な図書館に入つたり
観画談
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
縱令
(
たとひ
)
忘られざらんも、その
偶〻
(
たま/\
)
存ずるは汝が
囹圄
(
れいご
)
の
桎梏
(
しつこく
)
として存じ、汝が性命の杯中に落ちたる毒藥として存ずるならんといふ。われはタツソオの上をおもへり。
矜持
(
きようぢ
)
せるレオノオレよ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
“矜持”の意味
《名詞》
矜 持(きょうじ、きんじ(百姓読みであるが頻用される); 別表記:矜恃)
人としての誇り、プライド。
(出典:Wiktionary)
矜
漢検1級
部首:⽭
9画
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
“矜持”で始まる語句
矜持心