“桎梏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しっこく78.8%
かせ9.1%
しつこく9.1%
せめどうぐ3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さりとて西行法師の真似びを追うて安らげる自分でないし、また周囲の桎梏は、そんな逃げなどゆるさぬ時代とも知っていた。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
広い宇宙に生きて思わぬ桎梏にわが愛をすら縛らるるを、歯がゆしと思えど、武男はるるを知らず、やるなき懊悩に日また日を送りつつ
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
丈艸のこの安らかな心もちは、久しく芭蕉の人格的圧力の桎梏に、空しく屈してゐた彼の自由な精神が、その本来の力を以て、く手足を伸ばさうとする、解放の喜びだつたのである。
枯野抄 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
基本金を桎梏として合祀を迫ること止まず。
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)