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『オモチャ箱』
ふりがな文庫
『
オモチャ箱
(
オモチャばこ
)
』
およそ芸ごとには、その芸に生きる以外に手のない人間といふものがあるものだ。碁将棋などは十四五で初段になる、特別天分を要するものだから、その道では天来の才能に恵まれてゐるが、外のことをやらせると国民学校の子供よりも役に立たない、まるで白痴のや …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「光 第三巻第七号」1947(昭和22)年7月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約46分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
矜持
(
きようじ
)
鐘
(
がね
)
力行
(
りつこう
)
半纏
(
ばんてん
)
這般
(
しやはん
)
破
(
わ
)
三枝
(
さえぐさ
)
盲
(
めし
)
現身
(
うつしみ
)
青楼
(
せいろう
)
道風
(
とうふう
)
蟇口
(
がまぐち
)
苛々
(
いらいら
)
脛
(
すね
)
箪笥
(
たんす
)
洟
(
はな
)
徒
(
いたず
)
当
(
あて
)
左
(
さ
)
唐紙
(
からかみ
)
危殆
(
きたい
)
倅
(
せがれ
)
何処
(
どこ
)
交驩
(
こうかん
)
題名が同じ作品
オモチャ箱
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)