“三枝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいぐさ47.6%
さえぐさ28.6%
みえだ14.3%
さきくさ4.8%
みつえ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三枝さいぐさという牛肉店が人の呼ぶままに、自らもミエダと称しているのは商売の関係上、顧客に便利でさえあればよいのであろうが
白馬岳 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
煙草を銜え、飛行服のバンドをめ直し乍ら、池内いけうち操縦士が、折から発動機エンジンの点検をえて事務所に帰って来た、三枝さえぐさ機関士に訊ねた。
旅客機事件 (新字新仮名) / 大庭武年(著)
詩のうちで、「森のなかなる七つの城に、三枝みえだに花を咲かせた」いえだといっています。思想も貴族的で、先祖自慢をする処が、ゴビノオやニイチェに似ていますよ。
次にオホナカツ彦の命は、山邊の別・三枝さきくさの別・稻木の別・阿太の別・尾張の國の三野の別・吉備の石无いわなしの別・許呂母ころもの別・高巣鹿たかすかの別・飛鳥の君・牟禮の別等の祖先です。
三枝みつえという名前をつけたそうですがね、ところが、それがそもそもこの因縁咄のおきはじまりで、最初は、母親の手許で育てられたんだそうですが、その娘さんの三つの歳に
三の字旅行会 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)