“発動機”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
エンジン50.0%
モツウル33.3%
モーター16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
煙草を銜え、飛行服のバンドをめ直し乍ら、池内いけうち操縦士が、折から発動機エンジンの点検をえて事務所に帰って来た、三枝さえぐさ機関士に訊ねた。
旅客機事件 (新字新仮名) / 大庭武年(著)
ナ※ガツシヨン・アリエンヌに属する格納庫に両三日前発動機モツウルの装置の改善を終つた滋野君の若鳥号が納められて居る。全部鋼鉄で出来て居る事が一見してちがつて居る。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
職場の片隅に取付けてある十馬力の発動機モーターは絶え間なく陰鬱なうなりをたてながら、眼に見えない程足場をゆすっていた。停電に備えるガソリン・エンジンがすぐ側に据えつけられている。
工場細胞 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)