“交驩”の読み方と例文
読み方割合
こうかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『文芸』や『星座』が試みはじめたつつましやかな民衆の文化交驩こうかんの機会が、どうかまたすみやかに恢復されることを願っている。
文芸時評 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
但し、滑稽こっけいなことに、初めは戦争どころか、両軍の将士が相擁してカヴァを酌みかわし、盛んな交驩こうかんが行われたらしい。
光と風と夢 (新字新仮名) / 中島敦(著)
あらゆる同情と交驩こうかんをもって、同じ有色民族たる印度の人々へは温かき友情を示すべきではないか、というのがタチバナ文豪の精神なのだったから
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)