“佝僂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せむし90.0%
くる6.7%
くぐせ3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その足もとに、佝僂せむしの少年が途方にくれて立っていた。ベルトは最初ひどく心を痛めた。グライヨーが負傷したのだと遠くから思った。
そして淡色の背を佝僂くるのやうに円めたのが、内緒事でも見つけられたやうに気恥しさうに、こそこそとそこらの物蔭に紛れ込んでしまつた。
独楽園 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
団扇羽うちはば佝僂くぐせの碧きのあたま七面鳥に雪はふりつつ
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)