“和上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わじょう62.5%
わじやう25.0%
をしやう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いとまなき途中であれば、寺中の和上わじょうたちにもお目にかからずまかりこえる。よろしく申し伝えてくれい」
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もともと天下を我家と心得て和上わじやうは岡崎の土地などを眼中に置いて居ない所から、在所の者に対して横柄わうへい態度たいども有つたに違ひ無い。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
「そのお金は和上をしやう様に上げなくてはならないのでせうか。」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)