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和上
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わじやう
ふりがな文庫
“
和上
(
わじやう
)” の例文
もともと天下を我家と心得て
居
(
ゐ
)
る
和上
(
わじやう
)
は岡崎の土地などを眼中に置いて居ない所から、在所の者に対して
横柄
(
わうへい
)
な
態度
(
たいど
)
も有つたに違ひ無い。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
花さぐる鼠
和上
(
わじやう
)
は身ぐるみに濡れてかまさめ春雨な降り
黒檜
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
御坊さんは
少時
(
しばらく
)
無住
(
むじう
)
であつたが、
翌年
(
よくとし
)
の八月道珍
和上
(
わじやう
)
の一週忌の
法事
(
はふじ
)
が呉服屋の
施主
(
せしゆ
)
で催された
後
(
あと
)
で新しい住職が出来た。是が
貢
(
みつぐ
)
さんの父である。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
併し
代々
(
だい/″\
)
学者で
法談
(
はふだん
)
の
上手
(
じやうず
)
な
和上
(
わじやう
)
が来て住職に成り、
年
(
とし
)
に
何度
(
なんど
)
か諸国を巡回して、法談で
蓄
(
た
)
めた
布施
(
ふせ
)
を持帰つては、其れで
生活
(
くらし
)
を立て、
御堂
(
みだう
)
や
庫裡
(
くり
)
の普請をも
為
(
す
)
る。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
“和上(
和尚
)”の解説
和尚(呉音:わじょう、漢音:かしょう、唐音:おしょう、sa: upādhyāya)とは、仏教の僧侶に対する敬称である。upādhyāya の俗語形を音写したもの。和上、和闍、和社とも書き、親教師、依学と訳される。
本来の意味は、出家して受戒した僧が、日常親しく教えを受けるグル(Guru, 指導者)を指す。『十誦律』では、受戒の師を指す。
(出典:Wikipedia)
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“和”で始まる語句
和
和尚
和蘭
和睦
和泉
和子
和蘭陀
和歌
和女
和郎