“法事”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうじ66.7%
ほふじ22.2%
はふじ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、故郷こきょうかえってきてからも、母親ははおやのおはかにおまいりをしたばかりで、まだ法事ほうじいとなまなかったことをおもしました。
牛女 (新字新仮名) / 小川未明(著)
カピ長 婚儀こんぎためにと準備よういした一さい役目やくめへて葬儀さうぎよういはひのがくかなしいかね、めでたい盛宴ちさう法事ほふじ饗應もてなしたのしい頌歌しょうかあはれな挽歌ばんか新床にひどこはなはふむ死骸なきがらようつ。
御坊さんは少時しばらく無住むじうであつたが、翌年よくとしの八月道珍和上わじやうの一週忌の法事はふじが呉服屋の施主せしゆで催されたあとで新しい住職が出来た。是がみつぐさんの父である。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)