“婚儀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんぎ75.0%
ことぶき25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見染て來たといふは此うへもなき大幸さいはひなれば御苦勞ながら管伴ばんたうどの明日あすにも先のうちへ行き身元正しき者ならば婚儀こんぎ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かへしなをかふれどそでなみだれんともせずもすればわれともにと決死けつし素振そぶり油斷ゆだんならずなにはしかれいのちありてのものだねなりむすめこゝろ落附おちつかすにくはなしとしては婚儀こんぎ
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
香央も従来もとよりねがふちなみなれば深く疑はず、妻のことばにきて、婚儀ことぶきととのひ、両家の親族氏族うからやから四九鶴の千とせ、亀の万代よろづよをうたひことぶきけり。
ここに一日二日を過すままに、金忠夫婦が二四四心をとりて、ひたすら嘆きたのみける。其の志のあつきにでて、豊雄をすすめてつひに婚儀ことぶきをとりむすぶ。