“婚約”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんやく83.3%
やくそく16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、心の中では、父が朝倉先生にあてた手紙に道江のことを書いたとすれば、それは恭一との婚約こんやくに関係したことにちがいない。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
おんなかがみいのちのごとく、たっとんだのは、わかっているが、しゅとして結婚けっこんしてからのことで、婚約こんやくかがみをおくったかどうか、よくわからない。
うずめられた鏡 (新字新仮名) / 小川未明(著)
お種と以前の情交なかになろうとさまざまに辛労する体でござりましたが、そン時はもう利七と婚約やくそくが出来ておりましたけんに、お種の方では見返る気もなく、素気素法すげすっぽうな返事をしましたので