“法事（はふじ）” の例文

御坊さんは少時（しばらく）無住（むじう）であつたが、翌年（よくとし）の八月道珍和上（わじやう）の一週忌の法事（はふじ）が呉服屋の施主（せしゆ）で催された後（あと）で新しい住職が出来た。是が貢（みつぐ）さんの父である。

蓬生 (新字旧仮名) ／ 与謝野寛(著)

“法事”の意味

《名詞》

（仏教）死者の冥福を祈る為、忌日に行う仏事。
(出典:Wiktionary)

“法事（法要）”の解説

法要（ほうよう）とは、仏教において釈迦の教え（仏法）を知り、仏法の要点・肝要を知ることを意味する。
その後、転用により、法事・仏事・法会などの儀式祭礼などの仏教行事一般のことをいうようになった。寺の創立記念や落慶（新しい堂宇の完成記念）や仏像の開眼などの慶事も含む。
日本では、しだいに故人の供養（追善供養）のことを指すようになり、一般的に死者を弔う儀式をさすようになった。法事（ほうじ）、仏事ともいう。
(出典:Wikipedia)

法	常用漢字 小４ 部首:⽔ 8画
事	常用漢字 小３ 部首:⼅ 8画