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和上
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わじょう
ふりがな文庫
“
和上
(
わじょう
)” の例文
「いとまなき途中であれば、寺中の
和上
(
わじょう
)
たちにもお目にかからず
罷
(
まか
)
りこえる。よろしく申し伝えてくれい」
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
和上
(
わじょう
)
の道謙にも、これへまいって、共に、
連歌
(
れんが
)
をして遊ばぬかと申すがよい」
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
直義
(
ただよし
)
がたずねると、
和上
(
わじょう
)
は歯にきぬを着せぬたちの者とみえて。
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「雲林院の
和上
(
わじょう
)
が、何の御用ばしあって、御同行なされたのじゃ」
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……
和上
(
わじょう
)
、そのような
美酒
(
うまざけ
)
をわれらへひとつ馳走して給わるまいか
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「——すこしその、
理
(
わけ
)
がありまして、急に私は、
還俗
(
げんぞく
)
しようと思い立ちました。もっとも、まだ、
和上
(
わじょう
)
から、ほんとの
得度
(
とくど
)
もうけていない身ですから、還俗するといっても、いわなくても、元々、ありのままなんですが」
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「けれど
和上
(
わじょう
)
、あなたはどうしますか」
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「オオ! ……。
和上
(
わじょう
)
っ!」
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
和上
(
わじょう
)
っ」
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“和上(
和尚
)”の解説
和尚(呉音:わじょう、漢音:かしょう、唐音:おしょう、sa: upādhyāya)とは、仏教の僧侶に対する敬称である。upādhyāya の俗語形を音写したもの。和上、和闍、和社とも書き、親教師、依学と訳される。
本来の意味は、出家して受戒した僧が、日常親しく教えを受けるグル(Guru, 指導者)を指す。『十誦律』では、受戒の師を指す。
(出典:Wikipedia)
和
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“和”で始まる語句
和
和尚
和蘭
和睦
和泉
和子
和蘭陀
和歌
和女
和郎