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垂下
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たれさ
ふりがな文庫
“
垂下
(
たれさ
)” の例文
特に黒い喪服を着け黒い
紗
(
しゃ
)
を長く
垂下
(
たれさ
)
げて歩く婦人の多くなったことを取りたてて言うまでもなく、二人はそれを町で行き逢ういかなる人の姿にも読むことが出来た。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
さし上げた腕の間から皆めいめいに
上向
(
うはむき
)
の頭がみえる。
海藻
(
かいさう
)
や
地衣
(
こけ
)
がこの
浮標
(
うき
)
に
垂下
(
たれさ
)
がつてゐる。東から吹く風に、この髮の毛がふくらんで、おのづと拍子をとつて波動してゐる。
さしあげた腕
(旧字旧仮名)
/
レミ・ドゥ・グルモン
(著)
“垂下”の意味
《名詞》
垂下(すいか)(歴史的仮名遣い: すゐか)
垂れ下がること。また、垂れ下げること。
(出典:Wiktionary)
垂
常用漢字
小6
部首:⼟
8画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“垂”で始まる語句
垂
垂木
垂々
垂井
垂涎
垂髪
垂氷
垂簾
垂水
垂幕