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小荷駄
ふりがな文庫
“小荷駄”の読み方と例文
読み方
割合
こにだ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こにだ
(逆引き)
馬士
(
まご
)
が
戻
(
もど
)
るのか
小荷駄
(
こにだ
)
が通るか、今朝一人の百姓に別れてから時の経ったは
僅
(
わずか
)
じゃが、三年も五年も
同一
(
おんなじ
)
ものをいう人間とは中を
隔
(
へだ
)
てた。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
江戸の町にいふ
店下
(
たなした
)
を越後に
雁木
(
がんぎ
)
(又は
庇
(
ひさし
)
)といふ、雁木の下広くして
小荷駄
(
こにだ
)
をも
率
(
ひく
)
べきほどなり、これは雪中にこの
庇
(
ひさし
)
下を
往来
(
ゆきゝ
)
の
為
(
ため
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
かれは、図太く
多寡
(
たか
)
をくくって、折から混んできた、野菜車や旅人や
小荷駄
(
こにだ
)
の群れの往来にまじって、ゆっくりと通りぬけた。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小荷駄(こにだ)の例文をもっと
(18作品)
見る
“小荷駄”の解説
小荷駄(こにだ)とは、中世から近世にかけての日本において、戦争のために必要な兵粮や弾薬、陣地設営道具などを運ぶための人夫・駄馬(もしくはウシ)、及びそれを率いる部隊「小荷駄隊(こにだたい)」のこと。現代の輜重隊に相当する。
(出典:Wikipedia)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
駄
常用漢字
中学
部首:⾺
14画
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