“垢穢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きたな40.0%
きたなき40.0%
くえ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
悠〻然と鑿を硎(と)ぐ衣服(なり)の垢穢(きたな)き爺もあり、道具捜しにまごつく小童(わつぱ)、頻りに木を挽割(ひく)日傭取り、人さま/″\の骨折り気遣ひ、汗かき息張る其中に、総棟梁ののつそり十兵衞
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
貪狼巨門(たんらうきよもん)等北斗の七星を祭りて願ふ永久安護、順に柱の仮轄(かりくさび)を三ツづゝ打つて脇司(わきつかさ)に打ち緊めさする十兵衞は、幾干(いくそ)の苦心も此所まで運べば垢穢(きたなき)顔(かほ)にも光の出るほど喜悦(よろこび)に気の勇み立ち
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
轎(かご)は山僧大列の中を通って、方丈の前で降り、まず、喫茶(きっさ)一碗(わん)の施(せ)を拝し裏の井泉(せいせん)で垢穢(くえ)を洗う。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)