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垢穢
ふりがな文庫
“垢穢”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きたな
40.0%
きたなき
40.0%
くえ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きたな
(逆引き)
悠〻然と鑿を
硎
(
と
)
ぐ
衣服
(
なり
)
の
垢穢
(
きたな
)
き爺もあり、道具捜しにまごつく
小童
(
わつぱ
)
、頻りに木を
挽割
(
ひく
)
日傭取り、人さま/″\の骨折り気遣ひ、汗かき息張る其中に、総棟梁ののつそり十兵衞
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
垢穢(きたな)の例文をもっと
(2作品)
見る
きたなき
(逆引き)
貪狼巨門
(
たんらうきよもん
)
等北斗の七星を祭りて願ふ永久安護、順に柱の
仮轄
(
かりくさび
)
を三ツづゝ打つて
脇司
(
わきつかさ
)
に打ち緊めさする十兵衞は、
幾干
(
いくそ
)
の苦心も此所まで運べば
垢穢
(
きたなき
)
顔
(
かほ
)
にも光の出るほど
喜悦
(
よろこび
)
に気の勇み立ち
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
垢穢(きたなき)の例文をもっと
(2作品)
見る
くえ
(逆引き)
轎
(
かご
)
は山僧大列の中を通って、方丈の前で降り、まず、
喫茶
(
きっさ
)
一
碗
(
わん
)
の
施
(
せ
)
を拝し裏の
井泉
(
せいせん
)
で
垢穢
(
くえ
)
を洗う。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
垢穢(くえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“垢穢”の意味
《名詞》
垢穢(くえ)
垢で体や服などが汚れること。
スズキ目に属する魚の一種。クエを参照。
(出典:Wiktionary)
垢
漢検準1級
部首:⼟
9画
穢
漢検1級
部首:⽲
18画
“垢”で始まる語句
垢
垢抜
垢染
垢離
垢離場
垢拔
垢膩
垢光
垢脱
垢附
“垢穢”のふりがなが多い著者
幸田露伴
吉川英治