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垢光
ふりがな文庫
“垢光”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あかびか
80.0%
あかびかり
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あかびか
(逆引き)
と、赤地錦の——といっても余りに古びて
金襴
(
きんらん
)
の光よりは、
垢光
(
あかびか
)
りの方がよけいにする巾着の耳を
抓
(
つま
)
んで、武蔵の顔の前へ出した。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
二人はいつの間にか制帽を
懐
(
ふとこ
)
ろの中にたくしこんでいた。昼間見たら
垢光
(
あかびか
)
りがしているだろうと思われるような、厚織りの紺の
暖簾
(
のれん
)
を
潜
(
くぐ
)
った。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
垢光(あかびか)の例文をもっと
(4作品)
見る
あかびかり
(逆引き)
四十年配のいちょうがえしの女が、寝床に坐ってバットを
美味
(
おい
)
しそうに吸っている。敷布もない木綿の敷蒲団が
垢光
(
あかびかり
)
に光っている。新聞紙を張った壁。
飴色
(
あめいろ
)
の坊主畳。天井はしみだらけ。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
垢光(あかびかり)の例文をもっと
(1作品)
見る
垢
漢検準1級
部首:⼟
9画
光
常用漢字
小2
部首:⼉
6画
“垢”で始まる語句
垢
垢抜
垢染
垢離
垢離場
垢拔
垢穢
垢膩
垢脱
垢擦
“垢光”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
有島武郎
林芙美子
夏目漱石
吉川英治