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垢離
ふりがな文庫
“垢離”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こり
81.8%
ごり
18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こり
(逆引き)
その事は言わぬけれど、明方の三時から、夜の白むまで
垢離
(
こり
)
取って、願懸けすると頼んだら、姉さんは、喜んで、承知してくれました。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
山清水の
溜井
(
たまりい
)
に
垢離
(
こり
)
をとって、白い下着に、墨の
法衣
(
ころも
)
をつけ、綽空は、叡福寺の
厨
(
くりや
)
から
紙燈芯
(
かみとうしん
)
を一つもらって、奥の
御霊廟
(
みたまや
)
へ一人すすんで行った。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
垢離(こり)の例文をもっと
(9作品)
見る
ごり
(逆引き)
いまでも正月の「水
垢離
(
ごり
)
」と、長男が十五歳になったときの「みちあけの式」というのが残っていて、
家中
(
かちゅう
)
では筋目の家といわれている。
屏風はたたまれた
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
「山に籠って、水
垢離
(
ごり
)
をしている男だろう」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
垢離(ごり)の例文をもっと
(2作品)
見る
“垢離”の意味
《名詞》
神仏に祈願する前に冷水を浴び、心身を清めること。
(出典:Wiktionary)
“垢離”の解説
垢離(こり)とは、神仏に祈願する時に、冷水を浴びる行為のこと。水垢離(みずごり)、水行(すいぎょう)とも言う。
垢離は漢語には見当たらず、純粋な和語と考えられている。
(出典:Wikipedia)
垢
漢検準1級
部首:⼟
9画
離
常用漢字
中学
部首:⾫
19画
“垢離”で始まる語句
垢離場
垢離堂
垢離衣
検索の候補
水垢離
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瀬垢離
“垢離”のふりがなが多い著者
柳田国男
三遊亭円朝
泉鏡太郎
木暮理太郎
吉川英治
泉鏡花
国枝史郎
山本周五郎