“潮垢離”の読み方と例文
読み方割合
しおごり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝早く、浜へ潮垢離しおごりをとりに行っていた土佐船の長平が、甚八たちのいる岩穴へ駆けこんできた。五人ばかりの人が乗ったはしけが、こちらへ漕ぎ寄ってくる。
藤九郎の島 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)