“潮騒”のいろいろな読み方と例文
旧字:潮騷
読み方(ふりがな)割合
しおさい51.7%
しおざい24.1%
しほざゐ13.8%
しほさゐ6.9%
しほざい3.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“潮騒”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > プロヴァンス文学100.0%
文学 > 英米文学 > 詩28.6%
文学 > ドイツ文学 > 詩15.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
中間部屋ちゅうげんべやに馬鹿ばなしがはずんでいるらしく、どっと起こる笑い声が遠くの潮騒しおさいのように含んで聞こえる。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
行手に当って、真黒な潮騒しおさいのような、何とも言えずすさまじいわめき声が、地をうようにひびいているのだ。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
頭の上ではざあざあと降りしきる雨の中に、荒海の潮騒しおざいのような物すごい響きが何か変事でもわいて起こりそうに聞こえていた。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
ただときどき家を鳴らして渡る小夜嵐さよあらしが、遠くの潮騒しおざいのように余韻を引いて過ぎるばかり。
つづれ烏羽玉 (新字新仮名) / 林不忘(著)
太初はじめから「生命」を知らぬ砂山と、無窮に醒めて眠らぬ潮騒しほざゐの海との間に、三人の——生れたり死んだりする三人の男が居る。
漂泊 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
おきつ潮騒しほざゐすべりゆくふなばた近くむれつどふ。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
潮騒しほさゐ伊良虞いらご島辺しまべふねいもるらむかあら島回しまみを 〔巻一・四二〕 柿本人麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
草塚にこもるこほろぎ潮騒しほさゐのとどろ立つ夜を鋭声とごゑしきりに
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
朔風さかかぜにうらぶれた潮騒しほざいです
ジンタ (新字旧仮名) / 森川義信(著)